適度な緊張感を持って生活しましょう
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- 名前
- 石垣 真美
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- 学校
- Accord Paris
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- 滞在期間
- 2018年10月から8週間
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- 留学しようと思った理由は何ですか?
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フランスからワインの輸入をしていて、ワイナリーに出向くこともあれば、フランスで開催されるワインフェアーに行くこともあります。
輸出をしている大きめのワイナリーさんだと英語を話せるのですが、国内消費が主のワイナリーさんだとフランス語のみということが多く、なるべく多くの方たちと会話ができるようになりたくて留学を決意しました。
- 留学先と期間及び予算をおしえて下さい
- パリ 8週間(留学のみ)+3週間(仕事)計11週間
予算 100万円 - 一ヶ月の生活費はいくらくらいでしたか?
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アパートメント(Airbnbで個人で契約) 月額18万円
食費・観光費など 月額20万円
パリは外食がとにかく高いです。ファーストフードですら高いです。 - 留学してよかったことは何ですか?
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フランス人だけではない、様々な国に友人ができました。ドイツ、ブラジル、ロシア、アメリカ、中国、アラブ等。
休憩時間にはその国の言葉や文化についての情報交換をしたり、仕事の話をしたり。英語圏以外への留学ならではの醍醐味を感じました。
パリに暮らすということは憧れでしたが、実際に生活が始まると、良くも悪くも旅行で短期間訪れるのとは全く違います。
たとえば、トイレットペーパー、ティッシュ等といった生活用品が高い!しかし、ワインはけた違いに安いです。
日本では2000円近くするワインが5ユーロ程度で売られていたり。
魚は高いですが、カモ肉の様々な部位を安価で買うことができます。日本ではお目にかかれない食材も多数。
食に興味があり、自炊ができる環境であれば、まるで天国です。
それから、パンはさすが、どれを食べてもどのお店で買っても、はずれがありませんでした。
- 留学期間中つらかったことは何ですか?
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宿泊先から学校まで電車通学ですが、乗り換え予定の駅が工事で閉鎖されていて使えず。
結局別の駅で降りて毎日20分ほど歩いていました。
パリは、地下鉄やRERは工事・運休がしょっちゅうあり、急いでいるときに使えないことがありました。
交通情報はこまめに前もってチェックすることをおすすめします。
しかし、パリ市内はそんなに大きくなく、駅5,6個離れていても20分程度で歩くことができるので、あえて交通網を使わず散歩がてら歩いてみるというのもいいのではないでしょうか。
ちなみに学校からオペラ座、ノートルダム寺院なども20分程度で歩くことができます。
道すがらもお店やカフェがたくさんあるので、毎日のように散歩していました。
- DEOW留学センターを選ばれた理由はなんですか?よかった点もあればお聞かせください。
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始めはエージェントではなく、直営語学学校に見積りを取りに行きました。
1か月で70万円(宿泊費含まず)という見積もりを提示され、愕然。
その上、10/1(月)からの留学希望だったのですが、その学校は9/1入学で、10月から入学することはもちろん可能だが、1か月分の遅れは自分で取り戻してくれ、とのこと。
自分の名前すらフランス語で言えないくらいの初心者なのに!?と絶望し、エージェントならどうだろう、とダメ元でDEOWに希望を伝えたところ、数ある学校から、ビギナーで10/1入学可能な学校を4つも提示してくださいました!
しかも、費用もどの学校も最初の見積もりの半額から7割程度と驚くべき金額でした。
学校の特徴もしっかり押さえていて、それぞれの学校の違いを丁寧に説明してくださいました。
渡航までの準備期間にも、留学に必要なもののリスト、注意点などのドキュメントを送ってくださり、何の不安もなく留学生活を送ることができました。
- 通われた学校についてのエピソードやご感想をお願い致します。
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グラン・プールヴァールのACCORDに通いました。
学校はMetroのすぐ目の前で、オペラ座やノートルダムにも歩いて行けるとても立地の良いところです。
入学初日にクラス分けテストが行われます。(毎週月曜実施、つまり、毎週新入生を受け入れています)
私は当然、「これはペンです」すら言えない超初心者。パリに来る際に知っていたフランス語はボンジュールとメルシーくらいですので、超ビギナークラスからのスタート。
1週間が終わると毎週金曜日にテストが行われ、その結果で次の週のクラスを決めているようでした。
つまり、授業についていけなかった場合、無理に次のレッスンに進むのではなく、わかるまで基礎を勉強できます。
逆に、クラスが簡単すぎた場合、先生や事務の方に相談すれば、翌日からでも別のクラスに替えてもらうこともできます。
個人個人に合った、臨機応変な対応をしてくれる学校でした。
授業は大体10人前後。先生は1週間から2週間で変わります。
先生が異なれば、当然話すスピードや発音、使用する単語なども異なってくるので、リスニング力の向上には非常に効果的でした。
授業も、ただ説明を聞くだけではなく、説明を聞いた後、少人数に分かれて会話で練習をする。その間先生はグループの中を歩いて、発音や間違いを正して歩きます。そのあと、みんながどういう間違いをしやすいのかを説明してくれるため、とにかく「腑に落ちる」授業がほとんどでした。
私は8週間の通学で、1日4時間、トータル160時間の留学でした。
最終日にはレベル確認テストが行われ、どのぐらい語学力が向上したかを数値化してくれます。(留学期間が短い場合は無いそうです。)
結果は、10/1時点(レベル無印)→11/23時点 レベルA2(現在形・過去形を利用して日常生活の表現可能)とのことでした。
私は、次回もしまた留学する機会があれば、またACCORDを選びたいと思っています。
- これから留学される方へ一言お願いします。
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留学前は、欧米人は日本人よりできるんだろうなぁ、私が一番できないんだろうなぁ、などと不安を抱いていましたが、大丈夫。全員出来ません(笑)。
どの国の人も1からのスタート、日本人となんら変わりはありませんでした。
日本の学校とは違い、授業中に質問することが当たり前ですので、わからないことがあったら恥ずかしがらずに何でも聞きましょう。
きき方が分からなくても、指さしでもいいんです。先生たちはプロです。生徒がわからないポイントをとらえて丁寧に説明してくれます。ただ先生の話を聞くだけではなく、常に授業に自ら参加していく、この姿勢がとても大事だと思います。
治安面ですが、パリには治安がいい場所・悪い場所と別れています。私は治安が悪いといわれる場所に住んでいましたが、自ら危なそうな場所に赴かない、夜遅くまで飲み歩いたりしないなど、常識的な時間に行動することを心がけ、例え治安が良いといわれている場所でも、つねにここは日本と違うんだという意識をもっていれば、危険な目に会うことはほぼありません。身構えすぎず、安心しすぎず適度な緊張感を持って生活しましょう。