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ローランギャロス(全仏オープン)観戦録!

5月末から6月にかけての時期はパリの一番盛り上がるテニスシーズン!1月にオーストラリアで開催される全豪オープンに続く2回目の4大大会(グランドスラム)、ローランギャロス(全仏オープン)が開催となります。
グランドスラムの中で一つだけクレイ(赤土)のコートで行われる、4つの中でも一番ハードと言われるトーナメントですが、今回の記事では、ちょっとしたはみ出し観光情報として、現地での1日観戦の実体験*に基づいた大会の紹介をしていきたいと思います。
*2015年度の大会時

※こちらのコラムでは一般的な情報案内をしていきますが、写真は過去の大会中に実際に現地で撮ったものなので、古くなっている可能性もあります。予めご了承ください。

Content

~はじめに~ なぜ「Roland Garros」という大会名なの?

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全仏オープン大会のこの名称と、会場となるスタジアムの名前を見て「何が由来なのだろう」と思ったテニスファンも少なくはないと思います。Roland Garros(ローラン・ギャロス)は人名?だとしたら有名なテニス選手の名前とか?

実は、このローランギャロスという人物は、第一次世界大戦に参戦し、また世界初の地中海横断に成功したフランスの英雄的存在の「飛行士」なのです。そんな彼の名前がなぜテニススタジアムに付けられたかというと、デイビス杯のための会場を建てることが決定した時、ギャロスとHEC経営大学院の同級生だったフランスのラグビー選手にして当組織のプレジデントにもなったÉmile Lesieur(エミル・レジュール)が、その新しいスタジアム会場の名前に友人ギャロスのものをつけることを強く主張したから、という由来があるそうです。

今でこそ当たり前となった会場とトーナメントの名前ですが、その由来はプロテニスとはまた違う背景だったんですね。興味深いものです。

1.観戦チケット購入まで

観戦チケットは基本的に大会の公式サイトからのオンライン購入です。旅行会社などを利用すると色々込みのパッケージの申し込みもできるかもしれないですが、筆者は個人での計画だったため、サイトから1枚を直接買いました。

行きたい日付と、観戦可能なコートによってチケットの値段は変わってきます。もちろん、決勝の最終日に近いほど値段は高くなり、より有名な選手の試合が行われる可能性が高いショーコートの指定席券が含まれるものは、オープンコートの自由席のみのチケットより高くなります。この時は、行きたい日の「ショーコート入場可能」のチケットが完売だったのもあって、オープンコートの自由席のチケットを1枚買いました。メールアドレスで購入用のアカウントを作り、クレジットカードで支払うと、登録のメールアドレスに仮のEチケットが送られてくるので、それを印刷して当日必要なものと合わせてを持っていきます。

2.入場までの流れ~IDを忘れずに~

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上記のチケット購入にもリンクするポイントですが、全仏オープンの入場には実は本人確認のために顔写真付き身分証明書が必要なのです。オンライン購入をした時に送られてくるEチケットは「仮の」もの。当日会場の入り口で係員さんがチケットに印字された名前と身分証明書の一致を確認し、合意が取れたらEチケットのバーコードを機械にかざすて、初めて正式の入場券がもらえる仕組みです。

では2枚以上チケットを買った場合はどうなるの?というポイントですが、1回の申し込みで2枚以上のチケットを購入した場合は、1枚ごとに印字される氏名を事前に申請しないといけないのです。こちらは購入時に作成したアカウントからします。

そして、無事にIDチェックが終わって入場券がもらえたら、あとは会場敷地内を回るのも自由、自分のチケットが入場を許可しているコートの試合を観るのも自由です!

3.スタジアムと敷地内

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いよいよ会場入り!わくわくするポイントがいっぱいです!

食べ物やドリンクのスタンドはもちろん、プログラムや公式グッズを販売しているお店 ショーコートの様子や各試合のスコアが映し出される大スクリーンなど、試合だけでなくても楽しめます。その日最初の試合の開始時間は入場の開始時間より1-2時間ほど遅いので、お土産も買っていきたい場合はあさイチの入場でまだ人があまりいないタイミングでの売店巡りがお勧めです。お土産も、公式のテニスウェアや道具、実際に大会で使用されたテニスボール、赤土の詰まったガラスの小瓶など、ここでしか買えないものが様々。購入したポロシャツを持っていくと、別途料金でシャツの袖に名前や国旗の刺繍を入れてくれるスタンドもありました。ユニークな一品ができますね。

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敷地内のピックアップスポットの一つがここ!1927年のデイビス杯優勝を含めた1920年代から30年代にかけて大活躍したフランスのプロ選手「四銃士」を記念する広場です。中央には4人も貢献しているフランスのデイビス杯優勝歴が刻まれたモニュメント、そしてそれを囲むように四方に4人の選手が立っています。ローランギャロスは当初、デイビス杯のタイトルディフェンスの試合ために造られた会場なので、このディスプレイも納得ですね!

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ちょっと素敵だなと思ったのがこの柱。他3つのグランドスラムの会場であるイギリスのウィンブルドン、アメリカのフラッシング・メドウズとオーストラリアのメルボルン・パークまでの距離と方向を示しています。いつかは他の大会にも行きたい…!という意欲を掻き立てられます。

他の大会の会場にも、これと同じような柱があるのかどうかチェックしてみたいものです。

4.観戦時の注意点

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さて、敷地全体からコートへ!ということで、現地で観戦中に思ったちょっとした注意ポイントをいくつか:

チケットは捨てない、なくさない!
ショーコートの入場券付きのチケットの場合は特に大事になってくると思いますが、無事入場できたからといってチケットをなくすのはNGです!試合を観ようとコートに入ろうとする時も、ちゃんとそのコートへの入場が許可されているチケットかどうかを入口で再確認されることもあるので、敷地内にいる間は肌身離さず持っていましょう。

入場は計画的に
一度入ると、自由席コートでの試合中のシート移動は(他の観客の迷惑にならないこと大前提で)自由、という印象でしたが、「入場」ができるタイミングは規制されています。おそらく選手、審判や入場済みの他の観客の気が散らないようにという考慮だと思いましたが、基本的には「プレイ続行中=入場一時停止」という印象です。1セットが終了したり、コートチェンジがあるなどの理由でプレイが止まると、その小休止の間は入場OKでした。なので、試合の途中から入っていく場合はちょっと待つことになるかもしれない、ということを頭に入れておくと良いでしょう。

4.5.もし雨が降ったらどうなる?

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実はこの観戦の日、非常に悔しいことに午前中に雨が降ってきてしまい、一時的に試合を中断する、という事態になってしまったのですが、せっかくなのでこの時の様子を振り返ようかと思います。

雨が降った場合、来場中の観客は何をしていたかというと… 待ちました。辛抱強く待ちました。屋根のないコートにいる人は傘やレインコートで、他にも売店や、ショーコートの外へ突き出ている屋根部分の下に集まって、とにかく待ちました。

なぜなら、一度敷地の外に出てしまうと、再入場は一切禁止だからです!ちょっと他のところに行って、雨が止んだ頃にまた戻ろうなどと安易に思ってはいけません。雨に負けて出てしまうときっとずっと後悔する、と自分に言い聞かせながら筆者も待ちました。写真の、コートを保護するためのシートをじっと見ながら…

そして、雨が上がり、プレイ再開可能の判断が出ると、係員さんが数人出てきてまずはシート上に溜まった雨水を吐き捨てます。そして、ゆっくりとシートを引いて、コートの整備にうつります。この作業が始まると、客席からはちょっとした拍手が!待ってました、のコールですね!

ということで、雨に降られた場合はまずは待つことです!どうしても、という事態になるとチケット払い戻しなども関わってきますが、今回は幸い大事には至らなかったので、ちょっとしたハプニング付きの観戦の1日、となりました。

まとめ

随分と長く書いてしまいました…!これでもまだ紹介したいポイントは色々とあるのですが、全部上げていくとかなり長くなってしまうかと思いますので、この辺で。

パリで全仏オープンのテニス観戦。ちょっと贅沢な体験ができました。これがもし、読んでくださっている皆様の興味をそそるようになっていたら嬉しい限りです!

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