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フランス教育制度と雇用について考える

フランス留学に行かれる多くのお客様が、「後々はフランスで働くチャンスがほしい」という夢を持ってご留学されます。まずは語学留学、そのご専門学校や大学へ進学される方も多くいらっしゃいます。そこで今回は、フランス教育制度と雇用について考えてみようと思います。

Content

◇ モンペリエ

フランスでの現地就職を目指すに当たり、知っておかなければならないのがもともとのフランス社会における、教育と雇用の関係です。フランス現地で雇用率が低く伸び悩んでおり、その状況の中外国人雇用がますます厳しくなっています。


最も論点にあがるのは、フランス独特の「グラン・ゼコール」の存在です。「社会の政治や経済が延々と一部の有力者の間だけで動かされる」つまり、フランスの国を運営するエリートがそれを受け継ぐエリートを養成していくため、そこに間違いがあっても気付かないということよく言われます。更には、大企業の幹部もグラン・ゼコール出身者を優遇するとなると社会は上流階級に支配されて一般的層への圧力がかかると懸念されています。グラン・ゼコールはフランスにしかない教育制度で選ばれた者だけが入学できる教育機関ということで「エリート」とされていますが、世界的にみるとその地位というのは必ずしも高くはないようです。実際、グラン・ゼコールでは学問を究めるというより、「フランス社会を担っていくために、社会にでて即戦力になる実践的な訓練を受ける」ということが目的です。従って大学と比べた場合、グラン・ゼコールの入学試験こそ難しいもののアカデミックな面からみると大学のほうが地位が高いと判断する学者もいます。更に、一部の大企業とつながりが深いといっても実際にはグラン・ゼコール出身者の雇用を嫌がる企業も少なくありません。「プライドが高い」「扱いにくい」などのイメージのほかに「給与を高く払わなければいけない」など現実もあり一般企業での雇用は難しいという状況もあります。

◇ 進学率

大学システムと雇用の関係も近年では複雑になっています。フランスでは多くの学生が修士課程へ進みます。海外と比べてみても大学院へ進む学生の数は非常に多く

アメリカ 4/100人

イギリス 4/100人

フランス 8/100人

日本   2/100人


という結果です。学歴社会であるともいえる一方で、フランスでは社会人として企業で働き始める時期が他の国と比べて遅いということも言えます。

◇ 研修(スタージュ)

さらに不安なのは、修士課程を修了してすぐに雇用されるわけではなく「研修(スタージュ)」を行わなければならないということです。日本のように卒業後すぐに「新卒」として雇用されることはめったになく月給6万円程度(無給の時もあります)の給与で半年間研修をしなければなりません。しかも、この半年の研修を終えたのちに必ず雇用してもらえるという保証はなく、もし雇用されなかった場合また違う企業を探し、そこでまた半年研修し雇用してもらえるか見極められるということになります。

◇ 失業率が10%

博士課程修了者にはもっと複雑な現実があります。博士課程を順調に修了したとしても25歳、たいていの人がプラス2から3年かけて論文を書き終えるため博士修了時にはたいていの学生が28歳前後ということになります。28歳まで社会人経験がなく、専門的な分野を研究し続けてきた学生が企業で「即戦力になる」とみなされることは難しく、さらに博士課程修了者には他の学位修了者よりも高い給与を支払わなければならないということもあり、グラン・ゼコール出身者同様雇用が難しいという現状もあります。よって多くの博士課程修了者は、大学に残り研究者や教授としてキャリアを築くのですがそこに辿りつけるのはほんのわずかな人です。修士課程に進むか博士課程に進むか、あるいはグラン・ゼコールに進むか、学歴社会のフランスですが実社会で失業率が10%という状態では、学歴があってもよい職に就くのは難しくなってきているのが現状です。

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