マレ地区 Marais(3区・4区)
3e, 4e Arrondissement
若者の街
最も有名な呼び名は、「ゲイの地区」ではないでしょうか☆?ここマレ地区には多くのゲイバーが並び、初夏に行われるゲイパレードの主要エリアにもなっています。ゲイの地区ということ以外にも、ラグジュアリーなブランドが並ぶシャンゼリゼとは違い若者向けの新しいファッションを生み出す最新のエリアでもあり、価格も比較的リーズナブルです。また歴史的ユダヤ人地区のエリアでもあります。マレ地区は3区、4区ですが、一番分かりやすい入り方は、ルーブルから続くリヴォリー通りから内側に入った通りがマレ地区です。リヴォリー通りから内側に入る小道はたくさん伸びているのでこの大通りから一歩内側の通り、と覚えておくといいでしょう!フラン・ブルジョワ通り Rue des Francs Bourgeois
近年パリのファッションやサブカルチャーの中心としても栄えている通り。マレ地区といえばこの通りですね!多くのブティックやカフェが並んでいます。この通りをまっすぐ進んでいくと見えてくるのがヴォージュ広場です。ヴォージュ広場 Place des Vosges
パリ最古の広場として、1612年に造られた広場です。アンリ4世は「パリを世界で一番美しい街にしたい」という思いでこの広場を初めに造ったとされています。この広場を取り囲む建物は全て同じ色、造りになっており当時は有名な作家や政治家の邸宅として使用されていました。その中でもっとも有名なのはヴィクトール・ユーゴーです。ユーゴーはこの広場の6番地に住んでおり、現在は一般公開されています。広場を囲む廊下には有名なビストロやカフェ、画廊などが入っており美しい広場の眺めを楽しみながらお食事やショピングを楽しむことができます。カルナヴァレ博物館 Musée Carnavalet
別名Musee Histoire de Paris(パリ歴史博物館)と呼ばれることもありますが、一般的にはカルナヴァレといわれています。1850~60年代にオリエンタル調の建物や、近代的な建物がパリの街に建設される時期がありましたが、このマレ地区はその波を逃れたエリアだといわれています。そのため昔ながらの建物や、街並みが残されているのですが、カルナヴァレ博物館にはそんな昔の貴族が残したものや、昔のお店の看板、歴史ある品物などが展示されています。お庭も昔の貴族の時代のものが再現されています。Rue des Rosiers(ロジエ通り)
リヴォリー通りとブルジョワ通りの間を走るがこのロジエ通りです。この付近にはヴィンテージやアンティークお店が多く立ち並び、パリの可愛い雑貨たちのあふれるエリアです。また、これらのショップの他にはユダヤ系のファストフード店なども多く並びます。最も目を(胃袋?)を引かれるのはユダヤ系の国々、オリエンタル地域の名物料理、ファラフェルではないでしょうか?ファラフェル(タミヤ)
ひよこ豆やソラマメをペースト状にして香辛料を混ぜ、それを丸めて揚げたものです。ひよこ豆のペーストはヨルダン、エジプト、イスラエルなどの中東エリアでは頻繁に料理に使用されます。このファラフェルはこのまま食べても美味しいですが、ピタパンにはさんで野菜と一緒に食べるのも食べ歩きにお手軽なファストフードとしてお勧めです。ソースはサワークリームのような、ヨーグルトのようなソースでさわやかない一品です!マレ地区のレインボーフラッグ
特にこのマレ地区で見かけるのが、この虹色の旗を店頭に置いたカフェやビストロです。この旗の意味は「同性愛者の方でも歓迎!」という意味あいでお店の外に飾ってあります。文字通り、ゲイバーやおかまバーとして機能しているお店もありますが、単なるカフェでも掲げているところはあります。同性愛者のためのパレード、ゲイ・プライドの際はどのお店も満席になるほどのにぎわいを見せます。ユダヤの教会シナゴーク
パリのマレ地区にはユダヤ人学校がありますが、その向かいに大きなシナゴークがあります。ギマールが設計した見事なアールヌーヴォー建築は迫力があります。教会として祈りの場であるとともに、集会や結婚式などが行われる申請な場でもあります。パリのイメージとはまた少し異なる、オリエンタルなパリの一面を垣間見ることができるエリアです。- 地域情報
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