1区 レ・アール/ルーブル美術館
1er Arrondissement
中世と現代が混在する魅力的な街
中世と現代の文化を2つとも垣間見ることができるこの地区。ルーブル美術館、パレ・ロワイヤルからコメディー・フランセーズ、国立図書館、そしてパリでもっとも美しいといわれるパッサージュ・ギャラリー・ヴィヴィエンヌからㇾ・アールなど、中世の街並みと歴史ある施設の数々、若者が集まるㇾ・アールのショッピングモールなど、見どころ満載のエリアをご紹介していきます☆パレ・ロワイヤル Palais Royal
ルーブル美術館の北側に位置しているパレ・ロワイヤルは、当時5歳のルイ14世がルーブル宮殿から移り住んだことでパレ・ロワイヤル(宮殿)と呼ばれるようになりました。現在は国務院Conseil d’Etatという行政訴訟最高裁判所が入っています。庭は回廊で囲まれており、回廊にはブティックや、画廊、アンティーク店などが並んでいます。庭の中央は白黒ストライプ模様の260本の円柱、シルバーの球体が集まった噴水などがあり中世の建造物の中にモダンアートが存在するという何とも不思議な印象です。パレ・ロワイヤルの隣には劇場、コメディ・フランセーズComédie-Françaiseという国立劇場もあります。パッサージュ・ギャラリー・ヴィヴィエンヌ Passage Galarie Vivienne
王宮、パレ・ロワイヤルが近いことから当時から人の行き来が多く、豪華に飾られていたギャラリー・ヴィヴィエンヌ。当時から現在に至るまで、「パリで最も美しいパッサージュ」といわれています。歩行者しか通れないこともあり、当時のままの状態で残っており、床の美しいモザイクタイルや、螺旋階段、壁に施された彫刻など王宮そばのパッサージュにふさわしく造られています。パッサージュ Passage とは?
18世紀後半以降に建造された、ガラス制のアーケードに覆われた歩行者専用通路のことです。百貨店が栄える前まではこのパッサージュが高級商店街として栄えており、パリにいくつも残っています。当時は高級商店街ということでしたが、現在ではパッサージュやエリアによってはインドやパキスタン料理の並ぶ庶民的なものなどや、普段はあまり役に立つか分かりませんが、絵葉書や古銭などをあつかう店が集まるパッサージュもあり、歴史を感じることもできます。エティエンヌ・マルセル通り Rue Etienne Marcel
この周辺のお店は現地パリジャン御用達、若者向けのセレクトショップが多く並びます。上記のパッサージュはいかにも、中世の香り残るパリらしいブティックがメインですが、こちらのエリアは一風変わったキッチン道具や、最新のデジタルグッズ屋さんなどパリが流行の発信だということを思い出させてくれるエリアです。その他カフェなども充実している為、ショピングがてらの休憩にも適しています。レ・アール Les Halles
パリで最も利用客数の多い駅、Chatelet Les Hallesはいくつものメトロの線や、RERが通っている為いつもにぎやかです。この駅に直結しているのが、パリ最大級のショッピングセンター、Forum des Halles (フォーラム・デ・アール)です。パリのお店は日曜日はお休みのところが多いのですが、こちらのショッピングセンターは日曜日でも営業しています。館内にはH&MやZARAなどの店舗をはじめ、映画館などもそろっており常に若者たちであふれています。そのため、このエリアは夜になると治安が少し悪くなります。繁華街もところどころあり、警察官が常に巡回しているのを目にします。サン・トゥスタッシュ教会 Église Saint-Eustache
700本からなるパイプオルガンでの演奏がみもののサン・トゥスタッシュ教会。毎週日曜日は無料の演奏会が行われています。こちらの教会はパリでも最も美しい外観の教会うちの1つといわれており、その外観の彫刻ももちろん見どころなのですが、もっとも目を引くのが教会前の広場にある謎のオブジェです・・・。人の大きな頭が転がり、その顔の前に何かを包むように手が添えられています。観光客の方がこの手の中に包まれて写真を撮っているのをよく目にします。- 地域情報
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