アンボワーズ
Amboise
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パリより少し南、フランス中心部のトゥーレーヌ地域にある可愛らしい小さな町で、トゥールやジャンヌ・ダルク生誕の地オルレアンからも遠くないです。
この地域では訛りのないとてもピュアなフランス語が話されているとされ、本物のフランスの文化と暮らしが体験できる最適の環境と言えるでしょう。伝統的な造りの建物や家の他に緑も多く、「フランスの庭園」とも称される美しい風景の町が位置するロワール渓谷の中部はユネスコ世界遺産ともなっています。
アンボワーズの町の紹介
特徴
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ロワール川の北側にアンボワーズの国鉄駅、南に町が位置します。川には「Ile d’or」と呼ばれる島もあり、スポーツ施設やキャンプ場が設置されています。アンボワーズの町は小さく歩いて回れますが、バスなどの公共交通機関がそれほど充実していないので遠出をする際は自転車やレンタカーを利用するのが良いでしょう。アンボワーズからさらに南西へ向かうと西海岸のリゾート地ラ・ロシェルに着き、途中にフランスの有名テーマパーク「Futuroscope」を過ぎます。出発する駅により変わりますがパリまではTGVやSNCFの電車で約1~2時間の距離です。
アンボワーズ城 CHATEAU D’AMBOISE
町とロワール川を見渡すように建つアンボワーズ城はフランスの王室に大変気に入られた住居であったり牢獄として使用されていたりと色々な人手に渡り波乱の歴史をくぐってきました。内部は一般公開されており、有料で自由に見学できます。
マーケット
ロワール渓谷の町は毎週決まった日にマーケットを開き、観光客、ローカル共に現地のグルメや新鮮な食材が堪能できます。食材の他に洋服や生活用品を販売しているスタンドもあり近所の方は普段の買い物にも利用しています。アンボワーズは毎週金曜日と日曜日の午前がマーケット・デーです。
ロワール川 La Loire
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アンボワーズにはフランス最長の川ロワールが流れ、美しくのどかな景色が広がります。ダムや水門も少なく川辺に柵が建てられていない場所もあるので川の近くで自然のままの風景が楽しめます。「La Loire à Vélo」(ラ・ロワール・ア・ベロ)と呼ばれるロワール川が流れる地域を自転車で巡るのも定番の観光アクティビティのひとつです。
ダ・ビンチが晩年を過ごした城 クロ・リュセ (Clos Lucé)
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アンボワーズ城のすぐ近くにはレオナルド・ダ・ビンチが当時のフランス国王フランソワ1世に招待され暮らしていた城クロ・リュセが建ちます。
フランスのルネサンスを起こすのに大きな役割を果たしたフランソワ1世は美術を愛しダ・ビンチをとても慕っていたと言われており、クロ・リュセとアンボワーズ城をつなぐ地下通路があることからも距離の近さが伺えます。
現在クロ・リュセの内部は当時の部屋の様子が再現されダ・ビンチの発明品の模型が飾られた博物館となっており、城とガーデンを回ってそれらを見ているとダ・ビンチがいかに時代の先を行く天才であったか実感できます。
ロワールの古城を巡る
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ロワール渓谷に位置する多くの古城を回るために訪れる海外の観光客は数多く、アンボワーズもブロワやシュノンソーなど他有名なお城に行くのに良いロケーションです。お城を見学するとかつてフランスの王室や貴族が繰り広げたドラマの舞台となった当時の様子がわかり、より興味深いです。歴史的背景を予習していくとさらに面白く、実際にその場所であったことを思って楽しめます。
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