フランス学生ビザ
Visa étudiant
フランス学生ビザについて
フランスの人気の理由の1つに、外国人学生であっても、現地のフランス人学生と同じく手厚い保障を受けることが出来るというところにあります。キャンパスフランスでの面接や、動機書作成など一見難しいように感じますが、質の良い留学を提供するために設けられているシステムです。一つ一つしっかりとポイントを押さえていけばそれほど難しいものではありません。ここでは、学生ビザの申請や申請時のアドバイスについて説明していきます。学生ビザはフランス国内に、学業を目的に91日以上滞在する場合に申請するビザで、大学の学士・修士・博士課程、専門学校、職業学校、語学学校などの全ての公立・私立の教育機関に91日以上登録される方が対象です。
ビザ情報に関しての注意事項
ビザに関する情報提供は、その時点で客観的な情報を提供致しますが、将来に渡りその内容を保証するものではございません。また、この情報を元に申請を行っていただいたものに対して、審査結果に関して弊社では一切責任を負いかねますこと、予めご了承下さい。
なお、弊社を通してご留学のお客様に関しましては、ビザに関するアドバイスもさせて頂いておりますが、ビザに関してのみのご質問・お問い合わせは承っていませんので、ご理解いただけますと幸いです。
ビザ申請の流れ
1. キャンパスフランスでアカウントを作成する
キャンパスフランスのホームページからアカウントの仮登録をします。登録が完了すると登録したメールアドレスへアカウントを有効にするリンクが送られてきますので、そちらからログインをしてアカウントを有効化します。2. プロフィールを入力
アカウントを有効化したら、個人情報や、学歴、語学力、留学先の学校情報、動機書を入力するとともに登録証明書や最終学歴の証明書などを全てアップロードします。※アップロードが必要な資料について詳しくは下記『キャンパスフランスで必要な資料』をご参照ください。
3. キャンパスフランスの手続き料金支払い
アカウントを完成させ、“オンラインフォームをCampus Franceに提出する”というボタン押し提出しますと、その後キャンパスフランスがアカウントに誤りがないかを確認します。確認後支払いの案内が届きますのでそちらに従って指定の銀行に手続き費用のお支払いを行います。4. キャンパスフランスのアカウントからキャンパスフランスでの面接予約
支払いをおこない、キャンパスフランス側から支払いの認証がなされた後、キャンパスフランスのアカウントから面接予約をとることができます。※キャンパスフランスでの面接は、お住まいの地域によって東京のメインオフィスでなく、関西オフィスで受けていただけます。
※大使館でのビザ申請の予約は別途、大使館のサイトより行います。
5. 大使館でのビザ申請
キャンパスフランスの面接終了後は、大使館サイトから予約したビザ申請日に大使館へ出向き、ビザ申請を行います。※必要書類は下記『ビザ申請で必要な書類』でご確認下さい。
6. フランスへ渡航
いよいよ出発です。忘れ物がないようにお気を付け下さい。7. 移民局(OFII)オンラインでの学生ビザの有効化
OFIIの手続きは2019年2月18日より簡素化され、全てオンラインで行なえるようになりました。フォームを郵送したり、予約を取る必要は一切ありません。以下のサイトより登録手続きを行ってください。
https://administration-etrangers-en-france.interieur.gouv.fr/
なお、入国日より3カ月以内にOFIIに登録がなされない場合、長期学生ビザに付帯した滞在許可書の効力が失効し、ビザ保持者は不法滞在者とみなされる可能性がありますので、フランス到着後すぐに行うよう心掛けてください。
キャンパスフランスにアップロードが必要な資料
オンラインフォームに入力されたデータは、フランスの行政機関特にビザの審査過程で参照されます。日本国内学校名も、ローマ字表記または仏/英訳で入力してください。その他、動機欄などもすべてフランス語か英語で入力してください。
◆履歴書
→英文かフランス語の履歴書をアップロードします。
◆パスポートのフランスへの渡航歴が分かるページ(以前フランスのビザ取得をしたことがある場合のみ必要)
◆学校の登録証明書
◆動機:アカウント内に直接入力
◆デジタル証明写真
◆フランス語、英語の試験
◆最終学歴が大学の場合
→大学の英文卒業証明書
◆最終学歴が高校・専門学校の場合
→高校と専門学校の英文卒業証明書
大使館への申請で必要な資料
◆申請書類チェックリスト提出する書類の原本およびコピーを確認後、☐にチェックします。
◆長期ビザ申請書…1部
CampusFranceのアカウント番号を長期ビザ申請書の左上に記入します。申請書25項にフランスの滞在先の住所を明記のこと(寮、ホストファミリーの名前等、受入先の名前と住所)。また、申請書24項に連絡の取れるEメールアドレスを記入する必要があります。
◆証明写真…1枚
正面、無帽、背景白、35×45mm、デジタルデータは不可。申請書指定位置に貼る。
◆パスポート原本+証明写真のページのコピー
10年以内に発効されたもの。申請するビザの期間の最終日から3カ月以上の有効期間が残っており、ビザ用のページが見開きで2ページ以上あるもの。個人情報と署名のページをコピーすること。
◆50ユーロ相当の日本円
支払いは現金のみで、ビザが却下された場合、料金の払い戻しはできませんのでご注意下さい。
◆教育機関への仮登録または登録証明書
登録期間は、フランスに滞在する期間と同じである必要があります。
◆経済証明(フランス政府給費留学生は提出の必要なし)
入学金や授業料、帰国時の交通費、生活費(食費、住宅費など)等、留学にかかるすべての費用がまかなえる十分な経済力があることを証明しなければならない。尚、学生ビザが報酬の発生する労働活動を認めることは考慮に入れない。
1カ月あたり最低615ユーロの留学資金の証明が必要。住宅費がかからない場合は、1カ月あたり308ユーロ(要証明書)。
◆レターパックプラス(赤)…1通
レターパックにビザとパスポートをいれて返却されます。氏名・住所を日本語で明記すること。
一時滞在長期ビザ
場合によっては、有効期間が4ヶ月~6ヶ月あり移民局でのビザの有効化を免除する一時滞在長期ビザの発給がおりることがあります。傾向としては6ヶ月未満の学生ビザを申請した方への発給されます。こちらのビザは、滞在期間の延長は一切できません。- 基礎知識
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